とってもかんたん:どんな題材にもつかえる。
ここでは、野ネズミを観察するからね。
いっしょに完成まで練習するよ。
本文は:物語風に12分
<ふりがな> 小学3年生~
1.いっしょに練習しよう・見たことと、思ったことを、書くだけ >
1-1 ぼくが、思ったことは≪ ≫のなか、見たことは、そとだからね
1-2 自分と、きょうつうしていることが、あったら書こう
1-3 つづけて、見たことと、思ったことを、書いていく
1-4 まだまだ、見たことと、思ったことを、書くよ
2.見たことと、思ったことが、かんたんに、自由研究になる >
2-1 タウパです。完成のしかたを、せつめいします
2-2 せつめいのつづきです
3.完成させよう >
3-1 ネズミが、まっすぐに立った木を、のぼる
3-2 ネズミが、ヤシの実をおとす
3-3 ネズミが食べる、かにくと、ネズミが飲む、じゅえきの味
3-4 ネズミは、頭がいい
3-5 ネズミが、いっしょうけんめいなのは?
3-6 ネズミのおくさんが、てつだいにくる
3-7 いっしょうけんめいなのは、子供のため
3-8 つぎのかだい
3-9 かんさつして知りたくなったこと
1) ネズミの、つめについて
2) ネズミの、歯について
3-10 まとめ
1)どうして、野ネズミを、かんさつしたか、というと
2)かんさつして、わかったこと、それについて、思ったことは
3)つぎの、自由研究では
4.まとめ >
それじゃあ、物語みたいに、いくよ
こんにちは、島にすむ、10さいのタウパです。
それじゃあ、野ネズミのいる、
ヤシ林のなかへ、いくからね。
おちてるヤシの実に、すわるよ。
シッ、しずかに!
1.いっしょに練習しよう・見たことと、思ったことを、書くだけ
ヤシ林で、ヤシの実にすわって、かんさつ。
1-1 ぼくが、思ったことは≪ ≫のなか、見たことは、そとだからね
≪きた、きた≫
野ネズミが1ぴき、草むらから、でてきた。
≪あたりを、たしかめてる≫
首を左右に、うごかした。
ヤシの木にかけよって、みきをのぼりはじめた。
≪すごいなぁ。まっすぐに立つみきなのに、まるで平らなところを、はしってるみたいだ。はやい、はやい! ネズミのつめって、どうなってるんだろう。しらべてみよう≫
なんまいものヤシの葉が、まるくひらいてる。
そのつけ根に、ブドウみたいにかたまって、ヤシの実がいくつもなってる。
≪そのひとつを、おとそうとしてるんだ≫
ネズミが実にのって、ヘタをかじってる。
≪すごいなぁ、ヘタってかたいのに。ネズミの歯も、しらべよう≫
ネズミが、となりの実へ、いどうした。
首をのばして、ヘタをかじる。
≪そうか! もうすぐヘタが、きれるんだ。実といっしょに、おちないように、いどうしたんだ。ネズミって、かしこいなぁ≫
1-2 自分と、きょうつうしていることが、あったら書こう
≪学校でみんなと、ピクニックに、いったときなんかは、ヤシの実をおとして、なかのかにくと、じゅえきで、おなかを、いっぱいにするんだ≫
〇ヤシの実は、おべんとうになる。
〇実は、島のどこでもとれるから、べんり。
≪かにくは、まろやかな味でおいしいし、じゅえきは、さっぱりした味で、さいこう! だからきっと、ネズミにとっても、おいしいんだ≫
1-3 つづけて、見たことと、思ったことを、書いていくよ
ヘタをきって、ネズミが実を、おとした。
その実は、ピクニックで、飲んだり食べたりするような、みどり色じゃない。
≪みどり色の実は、わかいから、かわがあつくて、水分をいっぱい、ふくんでる。ネズミって、ほんとうに頭がいい。どんな実の、かわがうすくて、なかみが、食べやすいのか、わかってる。だから茶色い実を、おとしたんだ。茶色い実は、かわから水分がぬけ、かわが、うすくなってるから≫
ネズミが、頭をしたにして、はしっておりてくる。
≪すっごい! すごい! ぜったいにネズミの、つめについて、知りたい≫
地面におりたネズミが、おとした実へはしった。
≪ネズミはぼくに、気づかないのかな? それとも、気づいてるけど、ぼくが子供だから、気にしないのかな? ふしぎだな≫
ネズミが、おとした実にのって、かわをかじってる。
≪きっと、ぼくが子供だから、気にしないんじゃなくて、おなかがすいてるから、ネズミは、いっしょうけんめい、なんだ≫
ヤシの実に、まるいあながあいた。
そこからネズミが、実のなかへ入った。
1-4 まだまだ、見たことと、思ったことを、書くよ
えっ! もう1ぴき、ネズミがきた。
≪そうか! 草にかくれて、あながあくのを、まってたんだ≫
そのネズミも、実のなかへ入った。
≪きっと、あなをあけたネズミの、おくさんだ≫
ネズミが1ぴき、そとへでてきた。
ほっぺが、ふくらんでる。
≪口のなかに、かにくが、入ってるんだ≫
もう1ぴき、でてきた。
おくさんも、ほっぺを、ふくらませてる。
≪もしかしたら、おくさんじゃなくて、お母さんてこと! ぼくは、かんちがいしてたみたいだ≫
2ひきのネズミが、こっちにせなかを、むけた。
≪エサを子供に、はこぶんだ。お父さんと、お母さんだ。って、ことは、ネズミはおなかが、すいてたんじゃなくて、ぼくが、いてもいなくても、気にしない、みたいだったのは、子供に、食べさせたかったからだ≫
※ まちがえたのがわかっても、まえのかんさつはけさないで、そのままで平気。
※ 見てわかったじゅんに、書いていけば、だいじょうぶだからね。
≪ネズミの子供、なんびき、いるんだろう?≫
1ぴきが先にいき、もう1ぴきが、おいかけてはしった。
≪そっちに、すみかが、あるんだね≫
2ひきのネズミが、草にかくれて、見えなくなった。
≪どんなすみかなのか、子供がなんびきいるのか、つぎの自由研究のときに、しらべよう≫
※ 見たことと思ったことは、これでおわりです。
2.見たことと、思ったことが、かんたんに、自由研究になる
2-1 タウパです。完成のしかたを、せつめいします
みんながすることはつぎの、ふたつだけです。
① 書いた文をかんさつ内容ごとにわけ、それぞれにだいめいをつける。
(自分と、きょうつうしていることを、書いた人は、内容にあわせて、だいめいをつけてください)
② かんさつのときに、自由につかったことばを、ていねいな言いかたにかえる。
2-2 せつめいのつづきです
①と②を入れ、つぎの章で完成させます。
みんなにせつめいするのに書いた、〇のついた行と、≪ ≫の記号を、はずします。
ていねいな言いかたに、かえたところは、線をひいておきます。
かえかたを知りたいばあいは、かんさつした文とくらべてください。
3.完成させよう
『自由研究。野ネズミについて。タウパ』
ヤシ林で、ヤシの実にすわって、ぼくは野
3-1 ネズミが、まっすぐに立った木を、のぼる
きました。
野ネズミが1ぴき、草むらから、でてきました。
あたりを、たしかめています。
首を左右に、うごかしました。
ヤシの木にかけよって、みきをのぼりはじめました。
すごいです。まっすぐに立つみきなのに、まるで平らなところを、はしってるみたいです。
それがとっても、はやいんです。ネズミのつめって、どうなってるんだろう。しらべてみよう、と思いました。
※ ここにネズミが、木をのぼる、絵をかきます。
どの絵も、みんなにみえるように、べつの場所や紙に、おおきく書いてもいいです。
3-2 ネズミが、ヤシの実をおとす
なんまいものヤシの葉が、まるくひらいています。
そのつけ根に、ブドウみたいにかたまって、ヤシの実がいくつもなっています。
そのひとつを、おとそうとしています。
ネズミが実にのって、ヘタをかじっています。
すごいと思いました。
なぜかというと、ヘタは、すごくかたいからです。
ネズミの歯も、しらべよう、と思います。
ネズミが、となりの実へ、いどうしました。
首をのばして、ヘタをかじります。
ぼくは、びっくりしました。もうすぐヘタが、きれるのを、ネズミが、わかるからです。実といっしょに、おちないように、いどうしたんです。
ネズミのかしこさが、わかりました。
※ ここにとなりの実からネズミが、ヘタをかじる絵をかきます。
3-3 ネズミが食べる、かにくと、ネズミが飲む、じゅえきの味
学校でみんなと、ピクニックに、いったときなんかは、ヤシの実をおとして、なかのかにくと、じゅえきで、おなかを、いっぱいにします。
かにくは、まろやかな味でおいしいし、じゅえきは、さっぱりとした味で、さいこうです。だからきっと、ネズミにとっても、おいしいんです。
3-4 ネズミは、頭がいい
ヘタをきって、ネズミが実を、おとしました。
その実は、ピクニックで、飲んだり食べたりするような、みどり色をしていません。
みどり色の実は、わかいから、かわがあつくて、水分をいっぱい、ふくんでいます。
ネズミって、ほんとうに、頭がいいです。どんな実の、かわがうすくて、なかみが、食べやすいのか、わかっています。だから、茶色い実を、おとしました。
茶色い実は、かわから水分がぬけ、かわが、うすくなっているからです。
3-5 ネズミが、いっしょうけんめいなのは?
ネズミが、頭をしたにして、はしっておりてきます。
すごい、と思いました。
ぜったいに、ネズミのつめについて、知りたいと思いました。
地面におりたネズミが、おとした実へはしります。
ネズミはぼくに、気づかないのかな? それとも、気づいてるけど、ぼくが子供だから、気にしないのかな?
ぼくは、ふしぎに思いました。
ネズミが、おとした実にのって、かわをかじっています。
ぼくが子供だから、気にしないんじゃなくて、おなかすいてるから、ネズミは、いっしょうけんめい、なんだと思いました。
※ ここにネズミが、実にあなをあけている、絵をかきます。
3-6 ネズミのおくさんが、てつだいにくる
ヤシの実に、まるいあながあきました。
そこからネズミが、実のなかへ入りました。
もう1ぴき、ネズミがきました。
ぼくは、びっくりしました。
なぜ、びっくりしたのか、というと、草にかくれて、あながあくのをまってた、と思ったからです。
そのネズミも、実のなかへ入りました。
ぼくは、あなをあけたネズミの、おくさんだと思いました。
ネズミが1ぴき、そとへでてきました。
ほっぺが、ふくらんでいます。
口のなかに、かにくが、入っています。
もう1ぴき、でてきました。
おくさんも、ほっぺを、ふくらませています。
※ ここにネズミが、ほほをふくらませている、絵をかきます。
3-7 いっしょうけんめいなのは、子供のため
あとからでてきたネズミは、おくさんじゃなくて、お母さんだと思いました。
ぼくは、かんちがい、していたみたいです。
2ひきのネズミが、こっちにせなかを、むけました。
エサを子供に、はこびます。
お父さんと、お母さんです。ということは、ネズミはおなかが、すいてたんじゃなくて、ぼくが、いてもいなくても、気にしない、みたいだったのは、子供に、食べさせたかった、からだと思いました。
3-8 つぎのかだい
ネズミの子供が、なんびきいるのか、知りたくなりました。
1ぴきが先にいき、もう1ぴきが、おいかけてはしります。
ネズミのすみかへ、いくんだと思いました。
2ひきのネズミが、草にかくれて、見えなくなりました。
どんなすみかなのか、子供がなんびきいるのか、つぎの自由研究のときに、しらべようと思います。
※ タウパです。
つぎに「知りたくなって、しらべたこと」を、書きます。
みんながかんさつして、知りたくなったことを、しらべて書いてね。
3-9 かんさつして知りたくなったこと
1)ネズミの、つめについて
ネズミは、手と足が、人間の手のような、かたちをしています。
つかむ力が、つよいみたいです。
その力で、とがったつめをひっかけて、みきをいどうします。
2)ネズミの、歯について
ネズミは、前歯がずっと、のびつづけるみたいです。
だから、ながくならないように、かたいものをいつも、かじっています。
※ タウパです。
さいごに「まとめ」を、書きます。
まとめに書くこと。
1)どうして、かんさつしようと思ったか。
2)かんさつして、わかったことと、それについて、自分が思ったこと。
3)ぼくは、つぎの自由研究の、かだいができたので、それを書きます。
(つぎのときに、かだいがかわっても、平気だからね)
3-10 まとめ
1)どうして、野ネズミを、かんさつしたか、というと
あなのあいたヤシの実が、林のなかだけじゃなく、家のたつ集落にも、おちていました。
お父さんから、ネズミがやった、と聞きました。
ぼくは、どうやってやるのか、どうしてやるのか、知りたくなりました。
それが、かんさつする、きっかけです。
2)かんさつして、わかったこと、それについて、思ったことは
ネズミは、家にもいます。
人とおなじぐらい、頭がいいと、お父さんから聞きました。
かんさつして、それが、よくわかりました。
とくに、お母さんネズミが、かくれていたところです。
あながあいてから、でてきたときに、すごく頭がいい、と思いました。
3)つぎの、自由研究では
野ネズミのすみか、をかんさつしたいと思います。
これでおわります。
そのほかに、先生にいわれたことがあれば、書きくわえてね。
4.まとめ
やぁ、どふぁらずら。
どうずら、かんたんずら。
んだが、
それでも、苦手だったら、5こずつ、
見たことと、思ったことを、自しんをもって書く。
へたくそでいいから絵を、ひとつかふたつ。
ほんでもって、
むねはってどうどうと、発表するずら。
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