< 本文は:物語風に3分 >
目次
1.タウパの前書き
2.島の人は、きれいずき
3.どうしてゴミじゃないの?
4.自然のものは、きたなくない
5.はじめてみるゴミ
6.ほら、ほら、ほらっ!
7.ゴミじゃないのに
8.まとめ
それでは、物語のように、どうぞ
1.タウパの前書き
こんにちは、島に住む10才のタウパです。
ぼくらが小学校にもっていく、ノートや鉛筆でしょう。
それに、
オノでしょう、ナイフでしょう、マッチでしょう。
ほかの国からきたものって、すごいんだってばぁ。
2.島の人は、きれいずき
白い砂浜が弧をえがいてつづき、それにそうようにヤシの木のあいだをとおる道が、いくつかの集落をつないでいます。
集落にはいると、道のりょう側にたつパンの木の枝葉が頭上をおおい、緑のトンネルになりました。
「うううううっ」
うまくしゃべれないどふぁらが、うなります。
16才のボアタには、それがなんていったのか、大方わかりました。
「あたりまえだ。わたしは働き者のうえに、きれいずきなんだ。ひまそうじゃないか、どふぁらも掃除をてつだえ」
ボアタは言い方がきついですが、気立てのいいタウパの従姉です。
ホウキの柄をりょう手でにぎり、道の掃除をしています。
3.どうしてゴミじゃないの?
パンの木の根もとはまわりに幾本もの根が、尾根のようにつらなり、先へいくにつれてひくくなります。
そのあいだに落ちた葉は、手の平が大きくなったような形をし、ボアタがそれを根をこすように、ホウキでとばします。
「ううっ、ううう」
「うるさいぞ。ホウキではくはずないだろう。ゴミは枝や葉っぱだ。これは島のそとからきたものだ。ゴミじゃない」
ボアタが茶色い布の、切れはしをひろって、パンの木の根の上にのせました。
「うううっ」
「そんなくたびれた布、もうつかえないだろうって。そうだとしてもゴミじゃない」
ボアタがホウキをあやつり、葉があつまって山になります。
4.自然のものは、きたなくない
ボアタが手をとめて、どふぁらにむきました。
「ゴミっていうのは、家のまわりや道を、きたなくしてるものだ」
ボアタが片手を腰にあてました。
「どふぁら、そこにヤシの葉をあんだカゴがあるだろう。それにゴミをいれろ」
どふぁらがりょう手で枯れ葉をつかんでカゴにいれ、根っこにのった茶色い布切れに目をやります。
≪男がまく腰布か、女がダボッと着る手製の服の、切れはしずら。どうみてもゴミずら。落ちてる枝や葉っぱは、自然のものできれいずら。それに引きかえ布は、どうみてもきたないずら≫
「どふぁらは、なまけものか――」
大きな声がひびきました。
「カゴをいっぱいにしたら、はこべ」
ゴミは穴にいれて燃やします。
5.はじめてみるゴミ
白い砂の浜がヤシの木と海のあいだを弧をえがきながら、集落のはずれの半島の先へつづいています。
≪たちならぶヤシの木の根もと近くまで満ちた潮が、ひきながら浜をきれいに整えるずら。足あとひとつついてないで、美しい光景ずら≫
まぶしさに目を細めたどふぁらの横をタウパがあるき、集落がちかづいてきました。
≪うっ、あっ、あれは!!≫
りょう目を大きくした視線の先には、その一部を砂にうめて茶色い布が落ちています。
≪この島へきて、はじめて浜でみるゴミずら≫
「ううううっ」
タウパはどふぁらが、なんていったのかわかります。
タウパがどふぁらに顔をむけました。
「そんなにおどろかないでよ。小学校の制服の短パンだよ。なんどもはいて大きな穴でもあいてるんじゃないかな?」
6.ほら、ほら、ほらっ!
茶色い布にちかづいてきます。
「うっ、うううっ」
「どふぁら兄ちゃん、どうしたの、なんかムキになってない?」
タウパが不思議そうに首をかしげました。
「あれはゴミじゃないよ」
「ううう」
「そう、島にはなかったものだよ」
「うっ」
「きたなくないってばぁ。ほら、ほら、ほらっ」
タウパがたちならぶ木の幹を、そして布を指さしました。
「茶色、茶色、茶色、みんなおんなじだってばぁ。布の色、きれいだってばぁ」
7.ゴミじゃないのに
どふぁらが、布をひろいました。
「ほら、やっぱり穴があいてるじゃん」
タウパが布をとりました。
「ちょっとやぶれただけなら、みんな気にしないではいてるけど、こんなになったら着る子は少ないよ」
どふぁらが布をとりかえします。
「どふぁら兄ちゃん、それ、そうするの?」
「ううっ」
「えっ、ゴミの穴にいれて燃やすって!!」
タウパが目を大きくしました。
8.まとめ
こんにちは、どふぁらずら。
ゴミのはじまり。
おいらには、島の人の感覚が、わからないずら。
こうしてゴミが、ふえていくずら。
おっと!
こっちは、星がきれいずら。
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